こんにちは!たつまです。
今回の記事はソバーキュリアスについて解説します。
ソバーキュリアスとは、お酒は飲めるけど敢えて飲まないライフスタイルのこと。
※ソバーキュリアスを実践している人のことをソバキュリアンと呼称します。
今回の記事は、ルビー・ウォルトン氏の著書『飲まない生き方 ソバーキュリアス』を参照しています。
かくゆう私も大のお酒好きです。
なんだったら、毎晩晩酌することもあります。
そんな私も、お酒との付き合い方を再考しはじめました。
「お酒で人生損してない?」
「今の飲み方は健康を害してるんじゃないかな?」
そんな時に出会ったのが、ウォルトン氏の提唱するソバーキュリアスという生き方です。
完全断酒はしないけど、お酒中心の生活から抜け出そう。
ソバーキュリアスのメリットとはなんなのか。
今回の記事で、お酒との距離感を改める手助けができると幸いです。
では、早速参りましょう。
ソバーキュリアスのメリット①睡眠の質が爆あがり
断酒した人が最初に感じるのが、朝の目覚めの良さです。
様々な研究で明らかになってますが、アルコールは睡眠の質を低下させます。
飲酒後は確かに眠くなりやすいですが、脳が興奮状態のため、深い眠りに移行できなくなります。
また飲酒後は体内から多量の水分が抜けているため、夜中に喉が渇いて変な時間に起きてしまうこともあります。
そのまま夜明けまで寝付けずに出社時間を迎え、最悪のコンディションで仕事に向かうこともざらにあるでしょう。
お酒を飲まずに寝ると、こうしたデメリットとは無縁になります。
血中アルコール濃度がゼロですからね。
二日酔いなしで、気持ちよく布団から出ることができます。
ソバーキュリアスのメリット②暴飲暴食をしなくなる
節酒すると、自動的にスリムな体型になります。
私は普段、ハイボールなどの蒸留酒を中心に飲んでました。
糖質がほぼゼロなので、肥満対策になるかと。
しかし、体重はむしろ増加しました。
糖質オフのお酒を飲んでいることを免罪符に、ハイカロリーなつまみばっか食べてたからです。
炭水化物も大量に摂取してましたし、〆にアイスなどを食べてました。(意味不明)
つまり、お酒は暴飲暴食の動線になるのです。
これは本人の意思がどうこうではなく、アルコールが食欲を刺激してしまい、食生活が乱れてしまうのです。
お酒を飲まなければ、よほどのことがない限り過食はしません。
食事内容もクリーンになり、細マッチョなボディが手に入ります。
ソバーキュリアスのメリット③お金が貯まる
当然ですが、お酒を飲まなければお金が貯まります。
皆さんは、お酒の生涯コストついてご存じでしょうか。
例えば、毎晩350mlの缶ビールを2本飲んでいたとします。
1本当たりの値段は200円前後なので、1ヶ月あたり約12400円(400円×31日)。
1年換算でおよそ146000円。年15万円近く使ってることのなります。
これを20歳〜80歳の60年間続けたとしたら、なんと900万円超えです。
中古物件買えてしまう額ですね。
でも、お酒が好きな人にとっては、
「生涯ベースで900万なら、まあいいかな。」
と思う人もいると思います。
ただ、はっきり言います。
お酒の生涯コストは、900万円じゃ効かないです。
実際、これの数倍かかります。
なぜなら、お酒と抱き合わせで付属的なコストが発生するからです。
具体的には、おつまみ代、飲みに出かける際の交通費、終電を逃した際のタクシー代や宿泊費など。
キャバクラで飲もうものなら、一晩で数十万円も散財することもざらにあります。
また、飲酒後は判断能力が著しく低下しているので、衝動的に無駄遣いしてしまうことも。
(アマゾンなどでいつの間にか衝動買いしてしまうなど…..)
とにかく、お酒というアイテムは浪費の動線になり得るのです。
お金に困りたくないなら、飲まないに越したことはないですね。
ソバーキュリアスのメリット④時間に余裕ができる
お酒を飲まないことで最も魅力的なのは、時間に余裕ができることです。
飲酒後は普段できることもできなくなります。
例えば車の運転、資格の勉強、読書や筋トレなど。
本来できたはずのアクティビティができなくなる。
これほど無駄な時間はないですよね。
また、二日酔いで脳のパフォーマンスが著しく低下してるため、仕事の効率も悪くなります。
結果的に、普段なら定時で終わる仕事も残業になりかねません。
ビジネスにおいて、仕事のタイムマネジメントはそのまま利益に直結します。
時間管理能力の低下は、場合によっては大きな損害になりえます。
不経済極まりないですね。
以上の点を踏まえると、お酒によって失われる時間損失は莫大なものとなります。
時間は、万人に与えられた唯一にして平等の資産です。
お金に変えられない価値があり、それをお酒によって損なわれるのはもったいないことこの上ないですね。
ソバーキュリアス宣言!
お酒は古来より、洋の東西を問わず万人に親しまれてきました。
冒頭でもお話ししましたが、私はお酒をやめるつもりは毛頭ありません。
本記事ではお酒のデメリットばかり挙げてきましたが、お酒が人々のコミュニケーションに寄与してるのも事実です。
「お酒とは細く長く付き合って行きたい」
「でも、お酒に溺れたくない」
0か100ではなく、お酒といい距離感で付き合おうというのがソバーキュリアスの真髄です。
お酒との距離感を最高してる人々に、ぜひこう言いたいです。
二日酔いのない世界にようこそ!
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